ポリウレタンの寿命は約3年です。
こういった経験ありませんか?
・ストレッチパンツの糸の飛び出し
・ストレッチパンツの膝のところがポコッと伸びている
・空気がはいったようにブクついている
・フェイクレザー(合成皮革)がボロボロになる
・ベタベタする
こういう事例は全て、ポリウレタン素材、樹脂の劣化によるものです。
ストレッチパンツの事例では、伸縮性のあるストレッチ素材が劣化して伸縮性が無くなり伸びきった状態や、断裂して表面に飛び出したものです。
特に多いのがフェイクレザー、合成皮革というものです。
見た目は革かな⁇と思いますが、劣化するとボロボロになります。
特に袖口や首まわり、ポケット口などスレやすい所は余計に劣化が進みます。
しかし海外では寿命は約8年と言われてたりもします。日本では約3年なのに、なぜ5年も違うんだ‼︎となりますよね。
ポリウレタンは湿気による加水分解というのを起こします。これは日本の高温多湿が大きく影響しています。
なので、なるべく「湿気を与えない」ことが大切になります。
他にも熱、光(紫外線)、ガスなどの影響による劣化が、着用しなくても進行してしまいます。
汚れたままでも劣化しますので、一番の対策はポリウレタンが使われてる衣類は買わないか、こうなる事を理解して買われると後悔しなくて済みます。
商品を購入して3年ではなく、ポリウレタンとして作られてからですので、商品として市場に出るまでの期間、特に売れ残り品などは寿命間近の可能性もありますので、ご注意ください。
製造年月日や耐用年数など、良心的に表示してあるメーカーもありますので確認してみて下さいね。
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